ナス総括

ナスもほぼ終わりになったので、今年のナスを振り返っておく。

今年は反省すべき事ばかりだ。

 

先ず、定植が一ヶ月遅れた。この為にナスの最盛期が7月下旬になってしまった。

やはり定植は一日でも早くするべきの様だ。それにはハクサイの収穫を早く終わらせる必要があるし、春レタスの収穫に余裕をもたせる必要もある。。。難しいトコロ。

 

施肥に関しては、豚糞堆肥と鶏糞堆肥を半々ぐらいで投入したが、豚糞の窒素供給能力が予想より少ない様に思った。7月までの木の成長が鈍かったのだ。次回は豚糞を使うとしても半分土づくり資材として考え、肥効は半分ぐらいに見なして施用した方がいいかな。

あでも、九月は追肥無しでもそれなりに育っていたので、肥効が長いのは確からしい。

 

剪定に関しては、やはり反対側が透けて見えるぐらいが適当な様に感じた。

こうする事で養分が各枝に充分に供給されるらしく、ボケナスが激減した。また、放任栽培なら、目の高さぐらいを目安にそれ以上伸ばさない様にコントロールする事も必要な様子。そうすれば木の下側で採るナスが増えるので、風によるスレが減り修品率が向上する。しかし、充分に剪定ができないと下側はボケナスになるので、注意が必要。

一株の枝数は4~6本が目安かな(教科書的には4本)。これ以上では下側で結実しなくなる様だ。

 

追肥は必要。

化成肥料を適当に。それと、苦土石灰を反1~2袋を二週間毎に。

苦土欠乏が見られた場合はみどりマグにする。

 

栽培本数は、今後二人で収穫する事になるなら1100~1200本が適当だろう。

この本数でも収穫は10時過ぎまでかかるだろう。

 

以上。

これを踏まえて来年度のナス栽培を考える事とする。