石灰で土が硬くなる様で

タイトルに日付を入れる意味が薄いのでやめよう。

それよりも雑記感覚でこのブログを更新してゆこうかなーと考える。

 

んでその雑記が以下です。

 

昨日、石灰(カルシウム)施用で土壌が硬くなる情報を見つける。

詳しい仕組みは不明なものの、石灰施用で有機物の消耗が促進されるらしく、結果的に土が硬化する様です。

なので、今年度の様に石灰資材を200kg/反投入するとガチガチの土になるのだろう。祖父が施肥設計してやはり同程度石灰を投入していた頃もこの様な土質になっていたので、間違いないと思える。昨年度までは石灰資材は140kg/反しか投入していなかったので、硬くなる事が少なかったのだろうなー

次のレタス栽培からは上限を120kg/反、平均を100kg/反にして有機物の消耗を軽減する様にしよう。石灰資材の減肥ができるならそれも良いだろう。

 

・・・そうか!

山下一穂さんが畑まるごと堆肥化の説明で緑肥(ソルガムや麦など)鋤き込み時に石灰資材を同時施用するのは有機物の分解を促進するこの効果がある為なのか!

10年を経てやっと納得できた!

~1月15日

毎日の記録を付けるのが面倒になりつつある。。。三日坊主な私だな。

 

ハクサイの収穫をしている今日この頃。

結福の外葉が白くなってきたので、試しに収穫してみた。

しかし、収穫してみたらまだ青くてまだ待てる状況である事が確認できた。

1月中の出荷ならば大丈夫そう。大きさも7~8割平箱サイズになっているので、充分そう。

ただ、結福の特性として結球部の頭の被りが緩めなので、2月出荷するには耐寒性の部分で不安が残る。中晩生品種なので、1月までの出荷が安心かな。

2月収穫はCR初笑や冬月90が適当だろう。

 

今収穫している畑の施肥はカキガラ180kg、化成を窒素12kg分を施肥。畑の半分に豚糞(窒素で4kg分ぐらい)を施肥したので、その差も見たい。明日以降が楽しみ。

 

まだ縁しか収穫していないが、これなら株間を狭くして本数を入れても良さそう。特に結福は葉の立性が極めて高いので密植ができる品種だと思う。現在我が家では60cm×51cmの広い株間を採用しているが、普通は60cm×78cmなので、これ以下にしてもいいと思う。現在の株間ではハクサイの縦の長さが長すぎる傾向にあるので絶対に!

できるなら複数の株間を採用にできる様にしたいトコロ。

 他の農家では年内採りは60×40cm。年明けは60×45~47cmにしている農家もあるので、無理ではないだろう。

  

とあるハクサイ農家の動画で反当10t程度の牛糞堆肥を投入して栽培しているとあったので、堆肥のみで栽培する事も可能は可能であるといふ事は覚えておこう。

 

 

サブソイラに関して

春レタスの準備でサブソイラを使っている。今は耕盤層の下に弾丸暗渠を設置する設定で使っているが、これよりも耕盤層の底部に弾丸やつま先が丁度入ると効率的に耕盤層を破壊できるのではないかと思いつく。これは試そう!

21年1月4~6日ハクサイ収穫

1月4日

レタス用マルチ敷き。

杉山前1.5反 と 出山1.7反中7畝に植え幅30×27cmのマルチを敷いてパイプを置いておく。

 

1月5日

上山ハクサイ収穫。

平箱 176箱

2L 4箱

 

1月6日

上山ハクサイ収穫。

平箱 225箱

2L 5箱

 

1月7日

上山ハクサイ収穫。

平箱 191箱

2L 4箱

 

朝のスタートが遅いのでなかなか出荷数が伸びない。

朝息子の支度を手伝っているとなかなか出勤できないのがちょっと辛い。

早寝早起きをさせる様に誘導する事が必要か。

21年1月3日 今年の緑肥にソルガムは使わない

一先ず今日まで正月休み。

今年はコロナの影響で嫁の実家への帰省もなく、アパートでのんびり過ぎるお正月。

明日から仕事の予定ではありますが、年末の市場のハクサイ在庫の山を見る限りは出荷はちょっと待ってレタス畑の準備を進めたい。でもまー風次第かな。

 

それはそうと、今年の夏の緑肥栽培はソルガムをやめて他の緑肥にしたいと考えている。一番の理由はソルガムの連作障害。ソルガムを毎年作付けしていると何故か肥料分(窒素だと思う)が少ない場所では生育が思わしくない症状が出るらしい。実際に我が家でもそうなっている。1年他のイネ科を栽培すれば症状が出なくなるらしいので、今年はソルガム以外の緑肥を検討してみる。

候補はエンバクとヒマワリの2種類。どちらとも飼料用として生種が手に入る可能性がある点が最大の採用理由。つまり経済性。

緑肥栽培での種子のコストは意外と高く、反5000円以上になる場合も珍しくない。その中で今までソルガムを栽培してきた理由の一つがこの種子代の安さ。ソルガム種子は1kg800円程度で1反に3kg播種する=2500円/反のコストになる。この低コストで収量が2~4t/反(乾物重)にもなるので、抜群のパフォーマンスなのだ。

これが例えば他の緑肥を使うと・・・

 クロタラリア(豆科)なら7500円/反のコストで1tの有機物と10kgの窒素補給になる。

 ギニアグラスなら7500円/反のコストで1t以上の有機物補給になる。

 ヘアリーベッチなら4500円/反のコストで300kgの有機物と20kgの窒素補給になる。

 

そこを飼料用として種子を入手できれば

 エンバクなら1200円/反のコストで300kgの有機物補給になる。

 ヒマワリなら1000円/反のコストで800kgの有機物補給になる。

 

 

これは魅力的!

ただ、収量はソルガムに大きく劣るのでこれらを主力にしてしまっては土づくりが疎かになってしまうので、あくまでもソルガムの連作障害対策としての採用。特にヒマワリはレタスと同じキク科なので、輪作としてレタスとの相性が悪いのではないかと少し心配。

 

 

・・・土づくりを堆肥で行う方法も考えないワケではないけれど、我が家の畑では葉菜類しか栽培していない関係でカリ過剰になっている。なので、毎年堆肥を投入してカリを増やし続ける事には抵抗がある。できるなら化成でのカリも投入したくないぐらいだ。

20年12月29日

午前中はレタス播種5回目。

ビルボード15000粒(200粒×78箱)+ブロディ400粒(200粒×2箱)を播種。

 

午後は昨日施肥した畑と収穫して耕耘してある畑の合計8反程にサブソイラを引く。

我が家のサブソイラは2本爪で50cm程度の深さまで差し込めるモノ。

これをX字に引いて排水性を確保する。

春は台風もこないので水害の心配はないが、水捌けが良いと生育が良い様なので基本的には毎作行っている(陸田の場合だけは耕盤が破壊されて田圃ができなくなってしまうので、サブソイラ類は使わない)。

 

ハクサイの平箱も450箱ぐらい作り置きできた。

1月下旬から出荷予定の結福は深箱になる模様。1月中旬までには深箱を1000箱ぐらい注文する必要がある。

また結福は2月までもたないかもしれない。痛み方しだいでは1月中の出荷も考えておく。その場合はCR初笑の後半口を2月出荷にするか、廃棄を考えるか。これ以上損失を出したくないので廃棄はしたくない。

早朝から頑張るしかないか。。。

 

 

明日は午前中は雨の予報なので休みか?

20年12月27~28日

昨日12月27日は年内最後のハクサイ収穫。

朝は私の体調不良(風邪)で10時前からのスタートとなりました。

4本 176箱

6本 5箱 を出荷

市場に出荷物が溢れて置き場所がないので、これで年内出荷は終わりとします。

価格的には平年に近い値まで回復してきているが、まだ安い値。市場から先に荷物が動いていない事を考えると年明け以降の価格が心配です。

 

12月28日

やはり朝晩は発熱があるので早く風邪を完治させたいトコロ。

本日はハクサイ出荷を諦めたので、次作のレタス畑の施肥を行いました。

杉山前1.5反

 なないろユーキ(10-7-5) 11袋(220kg) ←窒素14.7kg/反

 カキガラ石灰     7袋(140kg)  ←だいたい100kg/反

 

出山1.7反

 なないろユーキ(10-7-5) 12袋(240kg) ←窒素14.1kg/反

 カキガラ石灰      8袋(160kg) ←だいたい100kg/反

 

1月中に3万株のレタスを定植予定で、反当り7000株植えるので合計3.2反では足りないので、も少ししたらまた施肥しておかないと。

 

明日はレタスの播種とサブソイラ引きでもしようかな。

ブログをスタートするにあたって

皆様初めまして なごみ と申します。

茨城県で野菜を栽培しているアラフォー農家♂です。

 

私も農家の端くれとして今まで生きてきたのですが、文章のカタチで日々の仕事に関する事を残しておきたいと思う様になりました。なので、ブログのカタチにほぼ意味はありませんが、日誌代わりに書き残しておきたいと思います。